【今日のアイデア】view point 音、本能、状況解釈
953 view point 音、本能、状況解釈
赤ちゃんは、お風呂で、お湯が跳ねてバシャッという大きな音がしたときにびっくりする。凄く怖くて。
大人は、お風呂で、お湯が跳ねてもビックリしない。
でもたぶん、赤ちゃんも大人も、アマゾンの川で、水が跳ねる音がしたら、すごくびっくりする。
きっと、赤ちゃんは、お風呂でもアマゾンでも、音が跳ねたら、生命の危機を感じ取って、水の音を聞いている。音と本能が結び付いている。
大人は、お風呂は、安全なものと思い込んで、そして、アマゾン川は、危険なものとして認識して、水の跳ねる音を聞いている。いわば、状況に応じて、音についての解釈を変えている。音と本能の間に解釈が加わる。
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銭湯の湯船にピラニアがいて跳び跳ねたとき、大人は、単なる水跳ねと解釈して、湯船に浸かったままでいるだろうか?
と言うような状況は、通常は、生じない。
と言うことが分かっているのが、大人、とされる存在なのだろう。
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銭湯の湯船にピラニアがいる確率は、高くはない。しかし、ゼロではない。
と声高に主張するのが、子供なのだろう(なお、赤ちゃんは主張できない)。
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大人か子供のどちらが正しいかは知らないが、大人は、銭湯の湯船にピラニアがいる可能性を考慮しては行動しないのが通常だろう。
そんなときまで、本能のスイッチをいれてられないと言うことなのか?
今日はこれでおしまい(明日も続きますように)